
劇団青年座 第261回公演「コラボレーターズ」のレコーディングとミックスで協力をさせて頂きました。

音楽は後藤浩明氏が担当されており、HAPIやWaterphoneなどが取り入れられた独特の雰囲気の音から、ラージブースに異なるカテゴリーの楽器奏者6名が入り、同時録音するというような幅広いレコーディングの内容でした。
スタジオはいつも利用しているSTUDIO MARKでしたのでモニターにはPMC 8-2が備えられており、しっかりとしたサウンドで確認しながらの作業は安心感が感じられました。

使用したセッティングをいくつかご紹介するとすれば、先ずHAPIやWaterphoneではaudio-technicaのAT4050STを内蔵マトリックスステレオモード(90°)で使用、グランドピアノにはPelusoの22 47 SEをステレオでセッティング、SaxにはSONY C-800G、ウッドベースにはNEUMANN U47fet、ドラムにはEarthworks TC25やSR25などを使用しました。そして、マイクプリは全てFocusriteのISA828、シンセにだけGrace Design m501を今回は使用しました。

舞台音楽の場合、レコーディングからミックスまで一気に作業するケースが多いのですが、今回も例にもれずタイトなスケジュールでの作業となりました。後藤浩明氏には完成ミックスを喜んでいただけたので、今回も一安心というところです。
この舞台は2025年6月19日(木)から29日(日)まで吉祥寺シアターで公演予定との事ですのでご興味を持っていただけた方は是非劇場まで足を運んでいただけたらと思います。
詳しくは劇団青年座の公演案内ページをご覧ください。